8月28日に、東京の工学院大学で開催されたTCシンポジウム2012で、
ATRとの共同研究成果を発表しました。
WarpStyleでは2009年から、ATR(国際電気通信基礎技術研究所)と共同で
認知科学に基づくデザイン研究を
行なっています。
今回は、画面校正と紙面校正の比較実験の結果を発表しました。
環境面から考えると、紙から画面校正へ移行したほうが良いだろうと
いうことは皆さん考えていらっしゃることと思います。
しかしペーパーレス化が叫ばれる現在でも、紙を使っての校正が主流になっています。
それはなぜなのでしょうか?
作業効率が紙のほうが良いからでしょうか?
校正ミスが画面だと多いからでしょうか?
もしそうであれば、画面で校正する際の効率化の方法や
ミスしやすい個所がわかれば、より画面校正への移行が
しやすくなるのではないでしょうか。
今回はこのような仮説を立てて実験に望みました。
今回の研究発表の内容は、後日NewTypo.cogサイトの方へアップ予定です。
またNewTypo.cogの「発表」ページに、
情報処理学会 第74回全国大会で発表した資料も新たに公開しています。
→http://warpstyle.jp/newtypo/presentation/index.html
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