2011年10月5日から7日まで開催された
「テクニカルコミュニケーション(TC)シンポジウム2011」で、
新しいマニュアルシステムを発表いたしました。
例年TCシンポジウムは東京の工学院大学で開催され、
京都は1日に縮小して開催されていましたが、
今年は京都で3日間開催され、東京開催が1日となりました。
昨年は「協会発表」枠をいただきまして
WarpStyleの新タイポグラフィ認知デザイン研究所
で行なっている
研究成果を発表いたしました。
今年はプレゼンテーション枠をいただきまして、
次世代の電子マニュアルシステムを発表しました。
■次世代マニュアルとは
今回私たちが今回発表した「次世代型電子マニュアル」の大きな特徴は、
大きく下記の2点なります。
1.初心者でも使いやすい検索UI
インターネット検索に不慣れなユーザーでも、
目的の項目にたどり着ける検索システムとUIを研究開発しています。
2.マニュアルSNS
目的の項目にたどり着くことが簡単になっても、
記載されている情報が難しければユーザーの問題解決には役立ちません。
マニュアルの記載内容では解決できなかった場合の次のステップとして、
ユーザー間の質問サイトの構築を進めています。
メーカーのコールセンターと連動することで、お問い合わせ件数削減のほか、
解決された情報をフィードバックすることでマニュアルの改善にもつながります。
現在でもネット上で、ユーザー間による
製品に関する情報交換は行なわれていますが、
上記の2つのシステムを統合することによって
ユーザーにかかる負荷の削減と、メーカー側のコスト削減を
実現することができます。
立ち寄ってくださった皆さんにはかなり興味を持っていただき、
また貴重なご意見も頂くことができました。
この場で頂きましたご意見をフィードバックして
システムにさらに磨きをかけていきたいと思います。
ご訪問いただきました皆様
誠にありがとうございました!
■TCシンポジウム2011
URL:http://www.jtca.org/symposium/
日時:2011年 10月5日(水)、6日(木)、7日(金)
場所:京都リサーチパーク
主催:一般財団法人テクニカルコミュニケーター協会
コメントする