突然ですが内臓をひとつ失いました

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※2009年10月20日以前の記事は、現在までの道のりをまとめてアップしたものです。


左副腎全摘出手術を受け、今病院のベッドでこのブログを書いています。
手術後、4日ほどは手足が自由に動かせなくて、痛みも強かったので何もせず(できず)ベッドに貼り付けられていました。


入院前は海外出張やの休みやのなんやのと続いていて、1ヶ月以上もブログの更新が遅れてしまい、さらにこの手術で頭の中では仕事関係のことが一段上の棚に移されポカンとした状態です。


ATR?なんですかそれ?
文字?フォント?ストレス?ゲーム理論?
なんすかそれ?


それよりこのお腹の痛みをなんとかしてくれませんか?
というような精神状態です。


しかし・・・
当たり前なことですが、当たり前なことが当たり前にできなくなって初めて当たり前なことの大切さを知りますね。


寝返りひとつうまくうてない、靴下を履くこともできない、顔を洗ったり、くしゃみしたりすることもうまくできない・・・。
不自由が続くと自由の敷居値が下がります。


私たちは今、何不自由なく(多少不自由はしているかもしれませんが)文字を読み書きしていますが、この文字が自由に使えなくなってしまったら、さぞかし人類は困惑するでしょうね。


「頼む!10文字だけ使わしてくれー!」とか「私の夢は湯水のように文字を使えるようになることです」とか「せめてカタカナだけでも・・・」などと願うのでしょう。


現在、わかりやすい文字、読みやすい文字、ストレスをかけない文字などを研究していますが、文字が自由に使えるという前提があるからなりたつ研究なんだなって思い直しました。


でも、もし「文字税」なるものが課税されるようになったとしたら?

1文字10円の税金を納めなくてはいけない世の中になったら?


不自由な文字環境になったとしたら、いかに効果的に少ない文字数で情報伝達するかがもっとも重要な研究課題になるはず。


「一文字の持つ重要性」これは、文字が自由であろうとなかろうとしっかり研究しないといけないってことを再認識して・・・
そろそろ昼寝しよう。


レッド


補足
今回904文字を使いました。1文字10円なら9040円の課税。
それだけの価値がある文章であったかということを考えると・・・、お腹が痛い。

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このページは、レッドが2009年10月20日 10:48に書いたブログ記事です。

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